少年忍者結成5周年

 

少年忍者が結成5周年を迎えました。

檜山光成くんが入所11周年を迎えました。

 

「俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~」

御園座を残すところとなりました。

 

 

ジャニーズジュニア戦国時代に生まれ落ちた彼らが初単独主演舞台を作り、作曲し、舞台期間中にこの日を迎えていることが感慨深くなってしまった、平成生まれ前略モバスペ世代のおたくです。

(怖すぎる自己紹介)

ただこればかりは血ということで、この節目に日頃の思いをしたためてみようかなと思います。と言いつつ何も間に合っていませんが。

 

 

あくまで1人のおたくのお気持ち表明なので、忍者のお話というより、個人的な内容を含みます、お手柔らかに。舞台のネタバレもあるのでまだの方はそちらもご留意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてはてブ書くタイプの激重おたくが来るぞと思われそうなので前置きですが、当たりです。

ただわたしはジャニオタはあくまで娯楽だと思っています。これはのめり込み過ぎたり、理想を押し付けないための自己牽制でもあります。

彼らにとってはデビューをかけた人生。それを1人のアラサー限界OLが応援するなんて、なんとも贅沢で、わがままで、身勝手で、すばらしい趣味なのです。

それを嫌というほど実感してしまったのが今回の舞台。

 

ポップな字体と客降りを彷彿とさせる劇場ポスター、ルンルンで新橋演舞場に向かった自分の初見の感想は

「こんな少年忍者誰も見たくないですよ!」

でした。()

 

これは完成度ではなくあくまで感じ方の話で、自分がアイドルからはアイドルとしての側面のみ供給されていたい人間なので(娯楽と思っている所以です)こういうのが全層に刺さると思っているのであればそれは違くない?っていう違和感が原因だと思います。

そのセリフ、デビューしてないグループのそのポストの子に舞台上で言わせてしまうの?こういうの事務所OKなの?みたいな。

実話ベースで舞台の方向性を決めたのは本人たちだけどね。

 


Twitterで感想を書くと怖いのでここで吐き出したものの、ジュニア担してると絶対も確実もないわけですから、解散を題材とした時点で自分もある程度そのことについてリアルを突きつけられて、舞台を通して想像せざるを得なくなるわけです。

 


そして「こういう感情になること自体、少年忍者を推してる自分が、今後何かあったときのための予防線なんじゃないの?」とか「これまで元気に檜山光成のおたくしてたのに、急にこんなセリフ聞かせないでくれ」とか、余計なこと考えて

こまら〜せないでよくるし〜くさ〜せないでよ〜、になってしまうわけです。

(怒られろ)

 

でも一方で。

劇中に散りばめられたパフォーマンス。

最後のライブが終わったあとの頼もしい背中。

キラキラのソロパート。

魂込もったドラム。

参加できないメンバーの歌割りはどうカバーするのか。

今日のあのシーンのアドリブはどうなるのか。

 

少年忍者が集うステージにはいつだっておもちゃ箱を開くようなわくわく感があります。

それに思春期ど真ん中事務所きっての大所帯グループが、おそろいのキーホルダーを探し回ったり、おばけにビビったり、何かあると「とりあえず会議しよ会議!」になったりって、どう考えても愛おしいが過ぎるだろ。


そんなわけで新橋終わる頃には「これだけの感情を盛り込ませてくる舞台を短期間で作ったの、みんなえらいし、すごくないか〜?」になったわけです。

実際、与えられた2時間でプラスだろうがマイナスだろうが観劇者の心に何かしら爪痕を残したら、向こうの勝ちだよね。

 

「タイトル未定」で始まったことを思うと、本当に予定外の舞台だったのではないかなと思います。

 

でも、ジャニーズジュニアってそうやって突然与えられたチャンスをいかに生かすか、それが試される職業だと思うから、糧になっているといいな。

元気に松竹座にも向かいまして、次は御園座へ行きます。楽しみ〜。

(書き始めてすぐ飽きた人)

 

 

 

 

 

さて、少年忍者は先日結成5周年を迎えました。

そんなに長らく推してるとは言えない自分でも、1年でだいぶ雰囲気変わったなあと思います。

 


ここは多くの人の目に触れることはないので率直に書きますが、趣味だの娯楽だの言いつつ、推すのがしんどい時期もありました。

いわゆる、目に見えてわかるそういうあれがあれだった時期とか、流出とか脱退とか。

 

あの頃の殺伐とした雰囲気が好きだった、という人がいるのも理解の上です。パフォーマンスの雰囲気も違うし、いい尖り方、ギラつき方をしてたのもわかる気がします。


けどそういうのを垣間見るたびに(そういうのは、目に見えないようにやってくれると、嬉しいカナ!おぢさん忍者のこと好きだケド、檜山担だから、肩身狭くなっちゃう!アセアセ)ってなってた。


檜山に関してはよく美担のお友達に「もっとギラギラした方がいいんじゃない?顔いいのにただのリアコじゃ今のジュニアの中じゃ埋もれちゃうよ」と言われて、否定できない自分も悔しくて。(どっかで聞いた台詞)


それになんとなく、本当になんとなくだけど、やっぱり足りないものもあったのかなって、感じてた。それも苦しかったなあ。

極めつけにファンに見えてるものはほんの一部でもそれが全てかのようなありがたいご意見(笑)は飛び交うし、いちいち間に受ける自分も未熟だった。100人ファンがいたら100通りの推し方があって、自分もその分の1であることは承知だけど、当時の少年忍者は毎日必死で、多くのメンバーが自分が自分であるためにもがいていたんだろうなと思う。

そしてきっとそんな日々も今の彼らに繋がってるんじゃないかな。

 

 

織山さん筆頭にみんなでライブを作るようになった現在。

21人それぞれのグループ内での個性、役割がメンバー内にちゃんと落としこまれてきたのかなと勝手に想像しています。

 

勿論こちらは何も知らないけど(それでいいしそうあるべきだし)どこかに個の意識が変わった瞬間はあったと思っていて。だからこそ今の少年忍者のパフォーマンスは生命力と儚さに溢れているし、惹きつけられるんだと思う。

等身大でがむしゃらな彼らの未来を見てみたいと願ってしまった以上、人は(人は)今もこれからも少年忍者担なのでしょう。

 

 


今の少年忍者。

 

命削って踊ります。

圧倒的な歌唱力を誇る子がいます。

バンドやります。ドラム叩けます。

クロバットで魅せます。

芸術センスに長けた子います。

繊細な演技が得意な子もいます。

ラップできます。マイケルも。

みんなの個性が合わさった時21の個を凌駕した力を発揮します。


自分で書いておいて、さすがに最強では?

みんなの武器、どんどん磨いていって欲しいし、これからの少年忍者の活躍がとても楽しみです。

 

結成5周年、本当におめでとうございます。

21人がこれからも笑顔でアイドルできますように。

 

そして最後に、檜山光成くんのこと。

 

俺バンの檜山、キーホルダーはなくすしリアコ営業終わったんか?ってくらいバイオレンスだし、本当におもしれ〜男でしたね。

でも実際、人数やグループを代表するシーンでのセリフが多くあって、声のトーンや些細な表情の変化に、"檜山光成"という役柄がこういうセリフを言うことへの違和感がなくなったなあと思う瞬間、結構あって。

 


「俺たち、21人でグループなんです!」

とか、

 

「でも21人でやることが意味なんじゃないの?」


とか。

 


まあ1番好きなセリフは「メッチャ他力本願」なんですけど。

(はいそうですか)

 


少年忍者の中での存在感を間違いなく発揮してきていること、誰が何と言おうとわたしはとても嬉しいです。

実際、個人スキルの上達や貪欲な気持ちが芽生えたことによって勝ち取った仕事やポジション、立ち位置、パート、カメラ割り、ここ1年でたくさんあったよね。

ジュニア大賞、すごいことだよ。

 


自分のことを各駅停車なんて表現していたこともあるけど、その言葉を借りるとするなら、その電車に乗ってゆっくりでも確実に変わっていく景色を一緒に見たいと思ってる、もしくは思うようになったファン、たくさんいると思います。

(深夜のゾーンに入った人)

 

でもそのくらい檜山からは幸せをもらっているし、一般人として生きてた頃(一般人として生きていた頃)より格段に毎日が色付いているのです。


12年目も、たまには我慢しているチョコレート食べて、髪型1つでファンを手玉にとって、檜山らしく、自分のなりたいアイドル道を突っ走って欲しいと願っています。少しでもその道を照らせますように。

アイドルでいてくれて本当にありがとう。

 

 


怖いくらい重くなってきたのでこの辺りで。

 

実際のところ、たまに思うことはあっても、少年忍者が今日も美味しいものを食べて寝て、好きなお洋服(ハイブランドでもいいよ)買って、明日も明後日も元気にその命を輝かせてくれてたら、それでいいんです。

 

もちろんライブは行かせてくれ。

もっと世間から見つかってくれ。

オリ曲、衣装、どんどんくれ。

 

キリはないんだけど。

 

でもこれから少年忍者が、檜山が、携わるであろうお仕事、いちいち大喜び出来る自信はある。

現場は若くて可愛い子だらけで求ム人権な日もあるけど、これからもひっそり忍者担ライフ楽しんでいきたいと思います。

 


少年忍者結成5周年、

檜山光成くん入所11周年、

本当におめでとうございます。

 

次のステージは目の前に差し迫った夏、サマステ!メインサポーター。

そしてわっしょいCAMP!

 

全員怪我なく元気に駆け抜けられますように。

 

 

 

 

(行かせてね〜)